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【簿記3級】期中で取得した固定資産の減価償却方法とは?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は簿記投稿日ですので、引き続き簿記3級取得へ向けた学習内について紹介していきます。

 

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はじめに

前回の投稿で、減価償却費を計算する方法についてお伝えしましたので、今回は期中で取得した固定資産の減価償却方法について解説していきます。

 

減価償却費を計算する方法についてはこちら!

www.hitobashiratoushi.com

 

前回紹介したのは基本的な減価償却費の計算方法ですが、実際の試験では期中で取得した資産の減価償却も絡むことがほとんです。

 

本番の試験で戸惑わないように、しっかりと計算方法を理解しておきましょう!

 

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期中で取得した固定資産の減価償却方法とは?

それでは早速、期中で取得した固定資産の減価償却方法について解説していきます

分かりやすいように、以下の条件で考えてみましょう。

 

■条件

・記帳方法:間接法

・対象固定資産:建物

・取得価額:100万円

・残存価額:取得価額の10%

・耐用年数:30年

・決算日:2018/12/31

・取得日:2018/7/1

 

今回はこの資産について決算日に減価償却することとします。

まずは計算しやすい1年ごとの減価償却費から求めてみましょう。

 

■一年間の減価償却費

(取得価額 - 残存価額)/ 耐用年数

 

前回の復習となりますが、一年間の減価償却費はこのような計算式で求められるんでしたよね

 

今回の問題に当てはめると、(100万 - 10万)/ 30年となり、年間の減価償却費は30,000円ということがわかります。

 

しかし、ここで注意しなければいけないのが、今回の資産は2018年の期中(2018/7/1)に取得しているという点です。

 

つまり2018年の期に関しては、丸々一年分償却するのではなく、取得してから決算日までの月数で償却する必要があります。

 

7月から12月は全部で6ヶ月間なので、1年の半分の金額を償却するというわけです。

 

■期中の減価償却費

(取得価額 - 残存価額)/ 耐用年数 × (経過月数 / 12ヶ月)

 

この計算式に当てはめて考えると、2018年の減価償却費は15,000円であることが分かります。

したがって、決算仕訳は以下のようになります。

 

■仕訳例

減価償却費 15,000 | 減価償却累計額 15,000

 

このように仕訳の金額も異なってくるので、減価償却に関する問題は、必ず取得日と減価償却方法を意識して確認するようにしましょう!

 

固定資産を売却した際の仕訳とは?

次回は取得した固定資産を、売却した場合の仕訳について見ていきます。

 

固定資産は買値と売値が一致しないこともあるので、そういった場合の仕訳を理解していきましょう。

 

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おわりに

ということで、今回は期中で取得した固定資産の減価償却方法について、お伝えさせていただきました。

簿記取得を目指している方は参考にしてみてください(´∀`)

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

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