S.Y N(シン)の人柱投資

不動産、株、金、仮想通貨、YouTube、IT、英語、簿記、読書、グルメなど投資をテーマに毎日20時にブログを更新しています!

MENU ■スポンサーリンク

【書評】中国人の爆買いは何故止まったのか?

どうもー、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

 

■スポンサーリンク

マンガ20,000冊以上、雑誌170誌以上、旅行ガイド「るるぶ」100冊以上!
まずは1か月無料でお試し【ブック放題】

 

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:345冊

■短期目標:500冊

 

今週は前回に引き続き、こちらの本について紹介です。

※前回の内容は過去記事をご覧ください。

 

www.hitobashiratoushi.com

 

■ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ2

ニュースの

ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ 2 日本人が知らない101の疑問 (SB新書)

 

 

本書は世界で発生しているニュースについて、誰もが疑問に感じる点を取り上げ、世界史の観点で説明されています。

 

今回はそんな本書で紹介されている内容から、特に勉強になった点3つの内、2つ目をご紹介していきます。

 

f:id:kadhinaru:20180113210716j:plain

 

【ニュースに関して勉強になった3点】

2.中国人の爆買いは何故止まったのか?

 

前回記事に続いて紹介するのは、中国人の爆買いについてです。

 

そもそも中国人の爆買いが何故始まったのか?

 

中国は元々共産主義ですが、1978年に経済を自由化しています

その後、海外の投資資金が大量に流入することで中国経済は発展し、中国共産党の周囲がお金持ちになったので、海外での買い物が増えたのが「爆買い」の始まりです。

 

しかし、リーマンショックによって海外の投資資金が回収されると、中国は経済発展を続けるのが苦しくなります。

 

そこで作成され始めたのが、中国各地にあるゴーストタウンというわけです。

公共事業はGDPに含まれるので、ビルなどを建設することで急場を凌ごうとしたんですね。

 

ただ、残念なことに作成された多くのビルは使い道がないため、資金を生み出すことができず、中国の借金が増えていきました。

 

すると次は何が起こるでしょうか?

 

中国の財政状況が悪化すると、中国政府の信用が薄れてきます。

信用で成り立っているものと言えば貨幣ですので、人民元の価値も下がっていくことが予想されるわけです。

 

こうなってくると中国の富裕層は考えます。

まだ不動産バブルなどで中国経済が湧いており、人民元高/円安内に海外の紙幣や物に資産を変えておこう。と…

 

これが、ここ最近更に爆買いが加速した理由となります。

 

では、何故爆買いが急激に失速したのか?

 

人民元の価値が下がっていきそうなタイミングで、海外で大量に人民元を使用されると、人民元の価値は益々下がってしまう可能性があります。

 

そこで、それを懸念した共産党の政府が海外で使用する人民元に規制をかけたようです。

 

これが爆買いの失速が起こった理由だと、本書では説明されています。

 

因みにこういった内容があまり日本で報道されないのは、日中記者交換協定という協定で中国が不利になる報道は規制されており、その協定を破ると中国の支局を閉鎖されてしまうため、日本のメディアも報道できないそうです…

 

■スポンサーリンク

街の本屋さんを応援するオンライン書店【e-hon】

 

ということで、今週は世界史に関する本について紹介させて頂きました。

より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

■スポンサーリンク