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【書評】感染症の世界史!インフルエンザの恐怖とは?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:506冊

■短期目標:600冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

 

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感染症の世界史

感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)

感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)

  • 作者:石 弘之
  • 発売日: 2018/01/25
  • メディア: Kindle版
 

 

本書は、過去の歴史で世界を不安に覆った感染症について、詳しくまとめた一冊となります。

 

昨今コロナウイルスの蔓延によって、感染症対策が見直されていますが、実は歴史的に見ると過去に何度もウイルスのパンデミックは発生ています。

 

もちろん、ウイルスによって威力や感染力は様々なので、一概には言えませんが、過去のパンデミックで起きたことを学べば、きっと今後発生するパンデミックの対処に役立つ内容も得られる思います。

 

今回は、そんな本書で紹介されている中から、感染症として名高いインフルエンザについて3種類ご紹介していきましょう。

 

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1.豚インフルエンザ

まず最初にご紹介するのは、豚インフルエンザについてです。

インフルエンザといえば毎年のように流行しており、ある種多少発生するのは当たり前のようにも感じますが、改めて考えると侮れないウイルスであることが分かります。

 

例えば2009年に流行した豚インフルエンザ。名前の通り豚を媒介とするインフルエンザで、インフルエンザにより免疫が低下して亡くなった人も含めれば、世界で約40万人が亡くなったと言われています。

 

それからまだ10年程度しか経過していないのに、既にインフルエンザへの警戒が薄れているというのも、考え直さないといけない側面かもしれません。

 

2.鳥インフルエンザ

続いてご紹介するのは、鳥インフルエンザについてです。

一番ニュースで耳にする機会が多いのは、もしかしたらこちらの鳥インフルエンザかもしれません。

 

鳥インフルエンザはウイルスの中でも、特段突然変異を起こしやすいのが特徴で、近年中国で様々なインフルエンザの亜種が発見されています。

 

幸い世界的なパンデミックが発生して、人類の数が激減する。といったことは発生していないですが、いつどんな亜種が現れるか分からない。ということは、頭の片隅に入れておきたいですね。

 

3.スペインかぜ

最後にご紹介するのは、スペインかぜについてです。

1918年第一次世界大戦のタイミングで流行した、歴史上最悪の感染症と言われている、こちらのスペインかぜ。

 

実際はスペインではなく、アメリカのカンザス州で初期発生が有力説だそうですが、大戦中は各国が情報統制をしており、中立国であるスペインが大々的に報じたため、スペインかぜと呼ばれるようになったそうです。

 

実際このウイルスの感染力は凄まじく、ベルリンでは米国の戦死者5万3千人に対して、インフルエンザでの死亡者は5万7千人。

ドイツ軍もインフルエンザで約20万人が亡くなるなど大打撃を与え、戦争終結を早めたと言われています。

 

尚、世界的に感染が広がった結果、トータルの死者は8000万人にのぼると見られており、約1世紀前とはいえ、いかに強烈なウイルスだったかを考えさせられます。

 

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おわりに

ということで、今週は感染症に関する本について紹介させて頂きました。

この他にも、エボラ出血熱や、麻疹、エイズなどについて紹介されていますので、より詳しい内容を知りたい方は是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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