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【書評】最強に面白い!三角関数の歴史とは?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:491冊

■短期目標:500冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

 

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最強に面白い!三角関数

ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 三角関数

ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 三角関数

  • 発売日: 2019/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本書は、三角関数の歴史や計算方法を、分かりやすく纏めた一冊になります。

 

薄くて読みやすいニュートン式シリーズの一冊で、三角関数がどのように発展してきたのかという歴史と、それによってどんな測量が可能になったか分かるようになっています。

 

今回は、そんな本書で紹介されている中から、特に印象に残った3つの内容をご紹介していきましょう。

 

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1.相似を使えば棒一本でピラミッドの高さが分かる

最初にご紹介するのは、三角形の相似についてです。

 

相似というのは角度の大きさが同じで、辺の長さだけが異なる図形を表しており、相似の図形を比べると、それぞれの辺の比率は同じになります。

 

これを活用したのが哲学者タレスと言われており、1メートルの棒を立てて、影も1メートルになる時、ピラミッドの高さとピラミッドの影の長さも一致する。と説き、ピラミッドの高さを測定して見せました。

 

これは、棒と影によってできる二等辺三角形と、ピラミッドと影によってできる二等辺三角形が相似であることから、高さを測定した事例として伝えられています。

 

2.sin、cos、tan

続いてご紹介するのは、sin、cos、tanについてです。

 

三角関数の主たる用語で、ここが分からなくて三角関数を苦手になった方も多いかもしれませが、以下のことだけ覚えておけば、そんなに難しい話ではありません。

 

sin=対辺/斜辺

cos=隣辺/斜辺

tan=対辺/隣辺

 

つまり、三角形の辺を2つ抜き出して、割り算して得られる比率を表したものが、sin、cos、tanになるということですね。

 

因みにsin30°は1/2となり、こういったきりの良い数値は三角関数の問題でよく出題されます。

 

3.三角関数で分かること

最後にご紹介するのは、三角関数で分かることについてです。

 

先ほどの三角関数を理解したとしても、それが何の役に立つかは、ピンと来ない方も多いかもしれません。

 

しかし、sin、cos、tanは非常に大きな発見で、これが分かれば三角形の辺と、その辺に隣接する角度が分かるだけで、それ以外の辺の長さも計算することができるんですね。

 

この技術は天体観測やGPS、スマホの写真撮影、音楽再生、医療機器のMRIなど身近なところで活用されており、我々の生活を裏で支えている。といっても過言ではありません!

 

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おわりに

ということで、今週は三角関数に関する本について紹介させて頂きました。

この他にも、正弦定理余弦定理や、フーリエ変換など、幅広く紹介されていますので、より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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