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【書評】安倍政権の政策はなにを行なっていたのか?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:467冊

■短期目標:500冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

 

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もう一度学びたい世界経済

もう一度学びたい世界経済 (大人のカルチャー叢書)

もう一度学びたい世界経済 (大人のカルチャー叢書)

 

 

本書は、金融や政治を基に、世界経済について解説した一冊となります。

 

世界経済はどのように回っているのか?GDPとは?インフレやデフレってなに?このように、経済について様々な疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

実際、日本の経済について理解するだけでも様々な要因が絡んで難しく、まして世界経済ともなると、理解するために必要な知識が多すぎて、取っつきにくい印象もあるかもしれません。

 

こちらの本では、そんな世界経済について、要点を絞って短くまとめてくれており、苦手意識のある方にもスッと頭に入ってくる内容となっています。

 

今回は、そんな本書で紹介されている内容から、安倍政権の経済政策について、3つご紹介していきましょう。

 

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1.量的緩和政策

最初にご紹介する内容は、量的緩和政策についてです。

 

これは日銀が、民間の銀行から国債を買い上げる量を増やす施作で、これによって民間の銀行は保持する現金が増えていくことになります。

 

すると、その現金を持て余しているわけにはいかないので、企業への融資が活発になり、日本経済の上向きが見込める。というわけです。

 

安倍政権の経済政策は基本的に、デフレ脱却、緩やかなインフレを目指したものが多く、その際たる施策と言えるでしょう。

 

因みに日銀は、民間の銀行や政府とお金のやり取りをして、市場経済をコントロールする役割を担っています。

 

一般人が普段日銀とやり取りすることはないので、そういった点にも理解し難い理由があるのかもしれませんね。

 

2.質的緩和政策

続いてご紹介する内容は、質的緩和政策についてです。

 

量に対して質ということで、この政策は日銀が購入する、株式や債権の質を変更していく施策を意味します。

 

具体的には、これまで購入していた国債に加えて、REITや株式も購入していき、市場経済に出回るお金を増やしていこうというわけです。

 

実際、日銀がREITや株式を購入すると、需要と供給のバランスが崩れるので、REITや株式の価値が上がっていく。という側面もあり、一定の経済回復効果があったと言えるでしょう。

 

3.マイナス金利政策

最後にご紹介する内容は、マイナス金利政策についてです。

 

民間の銀行は貸し手が見つからず現金を持て余した時に、日銀にお金を預けることで利息を稼いでいます。

 

手元に置いておいても1円も増えないし、かといってリスクのある資産に、あまり大きく投資するわけにもいかないからです。

 

しかし、このマイナス金利政策によって、民間の銀行が日銀にお金を預けた場合、利息を貰えるどころか、金利分追加で支払わなければいけなくなったんですね。

 

そうなると民間の銀行も、日銀に預けるのではなく、企業や個人の借り手にお金を貸さないと!という考えに変わっていきます。

 

結果、市場に出回る現金が増えていき、市場経済の上昇が見込めるというわけです。

 

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おわりに

ということで、今週は世界経済に関する本について紹介させて頂きました。

 

この他にも、日本経済と世界経済の違いや、世界経済の今後について、幅広く解説されていますので、より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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