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【書評】俺のフレンチ成功の軌跡。なぜ俺の系列は繁盛店になったのか?

どうもー、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

 

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まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:393冊

■短期目標:500冊

 

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

俺のイタリアン俺のフレンチ ぶっちぎりで勝つ競争優位性の作り方

俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方

俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方

 

 

本書はブックオフの創業者が、飲食業界に飛び込んで「俺の系列」を立ち上げ、成功するまでの軌跡について紹介されています。

 

今でこそ有名な「俺の系列」ですが、ほんの数年前は名前も知らない方が多かったのではないでしょうか

 

また、「俺の系列」がどのような戦略で店舗数を増やしていったかも、知らない方が多いと思います。

 

実際私もそんな一人だったのですが、この本を読んでみると俺の系列」の戦略性の高さは、非常に勉強になると感じました!

 

今回はそんな本書で紹介されている内容から、成功の要因となった点を3つ紹介していきます。

 

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1.原価率の格差

最初に紹介するのは、原価率の格差です。

 

通常飲食店は、大体原価率30%以内を目安に料理のメニューを考えます。

そうしないと人件費や家賃などの固定費をペイできないからです…

 

しかし「俺の系列」では立ち飲みにして回転率を上げることで、原価率60パーセント前後を達成しているというから驚きです!

 

当然、他店より安い値段で高品質の素材を使用した料理を食べられるのでお店は大盛況!この原価率の高さが「俺の系列」成功の原動力と、参入障壁の高さに繋がっているようですね。

 

2.優秀な料理人

続いて紹介するのは、優秀な料理人についてです。

 

当然ですが、飲食店は美味しい料理を作れる優秀な料理人がキモになってきます

そういった料理人を集めるために「俺の系列」では、メニューの裁量をほとんど料理人に委ねているようです。

 

こうすることで、これまで自分の作りたい料理ができなかった方や、原材料費を気にして妥協していた方が、伸び伸びと働けているといいます。

 

やはりお客様も大事ですが、ビジネスをする上でまず1番大事にしなければいけないのは、従業員だということが分かりますね!

 

3.出店場所

最後にご紹介するのは、出店場所についてです。

 

「俺の系列」は最初の出店場所として、銀座8丁目に集中していました。

これはドミナント戦略という、セブンイレブンなども行なっている手法で、店舗が近い方が仕入れが楽になるなどのメリットがあります。

 

しかし、「俺の系列」が考えていた戦略はそれだけに留まらず、自社内の店舗で切磋琢磨してほしい!という思いがあったそうです。

そうすることで自社のお店をより良くしていく努力をしたんですね

 

通常2店舗目、3店舗目を出店するときは、1店舗目から離れた場所で探しがちですが、こういった点でも他社と違う方法を取ることで、「俺の系列」は成功していったようです。

 

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おわりに

ということで、今週は「俺の系列」が成功した軌跡について紹介させて頂きました。

 

他にも従業員が楽しんで働くための取り組みや、売り上げの伸ばし方など、勉強になることが沢山記載されていますので、より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

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