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【書評】この3人は覚えておきたい!大統領でたどるアメリカの歴史?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:493冊

■短期目標:500冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

 

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大統領でたどるアメリカの歴史

大統領でたどるアメリカの歴史 (岩波ジュニア新書)

大統領でたどるアメリカの歴史 (岩波ジュニア新書)

  • 作者:明石 和康
  • 発売日: 2016/08/18
  • メディア: Kindle版
 

 

本書は、歴代のアメリカ大統領と、それぞれの主な取り組みを、分かりやすく纏めた一冊になります。

 

現在、歴代のアメリカ大統領は45代まで続いており、その中には非常に功績が大きい人から、そこまで記憶に残らずすぐに政権交代した大統領まで十人十色です

 

全ての大統領が何を行い、どんな影響を与えたか覚えるのは難しくても、影響の大きい数名は抑えておきたいですよね?

 

今回は、そんな本書で紹介されている中から、特に印象に残った3人の大統領をご紹介していきましょう。

 

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1.ジョージ・ワシントン

最初にご紹介するのは、建国の父とも呼ばれる初代大統領ジョージ・ワシントンについてです。

 

イギリスからの独立戦争を類まれなる指導力で勝ち抜き、満場一致で大統領に就任したジョージ・ワシントン。

 

この人物の凄いところは、自身が初代大統領として全ての前例になる。と意識していたところにあり、中でも惜しまれながら二期八年で引退した点は、後世まで高く評価されています。

 

大統領の権限は非常に強いため、民主国家として一人の指導者に長期間権限が集中するのは良くない。という考えからきており、これがその後の大統領にも大きく影響して、大統領は二期までという不文律ができました。

 

自身の権限を自らで制御できるという点に、人としての器の大きさと、見習うべき考えが詰まっているように思います。

 

2.エーブラハム・リンカーン

続いてご紹介するのは、南北戦争を収めるのに尽力したエーブラハム・リンカーンについてです。

 

奴隷解放宣言で有名なリンカーンですが、実はその裏に様々な策略が詰まっており、リンカーンの考えの深さが見え隠れします。

 

当時のアメリカは奴隷制に賛同する南部と、奴隷制に反対する北部で考えが割れており、国家分裂の危機に瀕していました。

 

もしここで、諸外国が南部をアメリカ連合国と認めて貿易してしまうと、国家分裂が既成事実化してしまいます。

 

そこでリンカーンは、奴隷解放宣言を南部の抵抗している州に適用して、人道的な戦争と位置付けて世論を味方につけることで、諸外国が南部を国家と認めることを躊躇するように仕向けたのです

 

国内での戦争の中、諸外国との関係も意識したこの政策は、優れた指導として後世まで語り継がれています。

 

3.フランクリン・D・ルーズベルト

最後にご紹介するのは、ニューディール政策でお馴染みのフランクリン・D・ルーズベルトについてです。

 

フランクリン・D・ルーズベルトが大統領に就任した時、アメリカは世界恐慌の真っ只中におり、大恐慌から抜け出す政策を進めるのが急務でした。

 

ルーズベルトは大統領に就任するや否や、雇用創出や失業者支援の施策を矢継ぎ早に実行して、経済の立て直しを図ります。

 

また、定期的にラジオで国民に呼びかけることで、国民の不安を取り除くよう善処しました。

 

その結果大恐慌を緩やかに抜け、その後第二次世界大戦を指揮するまで、長期間リーダーとして国民に認められていったのです。

 

スピーディーに政策を実行するのはもちろん、国民に寄り添うことも大事であることが分かりますね。

 

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おわりに

ということで、今週はアメリカ大統領に関する本について紹介させて頂きました。

この他にも、歴代の大統領について、幅広く紹介されていますので、より詳しい内容を知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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