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【書評】ビジョナリーカンパニーの条件とは?時代を超える企業の在り方について

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

 

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まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:448冊

■短期目標:500冊

 

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

ビジョナリーカンパニー

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

 

 

本書は、ビジョナリーカンパニーと題して1995年に刊行された、かなり古い一冊となります。

 

当時社会の中心となっていた、ボーイングやヒューレット・パッカード、ソニー、ウォルトディズニーなどの企業に焦点を当て、一流企業になる為の条件を紐解いた、400ページ以上の大作です

 

20年以上前に発行された本なので、内容が古い箇所も多々ありますが、逆に現代で使える考え方も多く、決して無駄にはならない知識が詰まっています!

 

今回は、そんな本書で紹介されている内容から、ビジョナリーカンパニーの条件について3つ紹介していきましょう

 

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1.時をつげる予言者ではなく、時計を作る設計者を目指す

最初にご紹介するのは、長く続くビジョナリーカンパニーを作る上で、大切な考え方になります。

 

仮に時計の無い時代に時間が分かる人がいたとしましょう。

恐らくこの人は、天才として周囲の尊敬を集め個人としては幸せな人生を送れるかもしれません。

 

しかし、企業を作った人がこの天才だったらどうでしょうか?

天才が仕事をバリバリ行なっている間は、成長するかもしれませんが、やがて時が経ちその天才が辞めてしまったら、企業は衰退を免れないでしょう。

 

対して、企業を作った人が時計を発明した場合はどうでしょうか?

その場合、天才が辞めた後でも、残った人たちが正確な時刻を示すことができ、企業の成長は止まらないかもしれません。

 

つまり数十年以上続くビジョナリーカンパニーを作ろうと思ったら、自分が天才であるよりも、誰でも特別なことができる仕組みやモノを作る方が大事というわけですね!

 

2.andの才能を重視する

続いてご紹介するのは、一見矛盾する考えを打破する、意気込みと考え方についてです。

 

「低コスト or 高品質」「慎重 or 大胆」のように、仕事をしていると、どちらを取るか判断を迫られる状況に、たくさん出会います。

 

しかし、そんな時ビジョナリーカンパニーでは、安易にどちらかを選択するのではなく、どちらも取る方法を考えていく意識があり、それによって成功した事例も多数存在します。

 

一見矛盾することを両立できれば、それは必ず他社と差別化できる武器になるので、安易にどちらを取るか考えるのではなく、どちらも取る方法はないか、考える癖をつけていきましょう。

 

3.一貫性を追求する

最後にご紹介するのは、企業理念として重要な一貫性の追求です。

 

ビジョナリーカンパニーといっても、どの点においても他社より優れているわけではなく、寧ろ他社の方が優れている点も多数見つかります。

 

ビジョナリーカンパニーは何より企業理念が重要視されており、会社内で何を最優先にするかという点で一貫性があるため、他の箇所が他社より劣っていても、あまり気にならないようです。(もちろん高い水準は保っていますが…)

 

その代わり、企業理念に沿った箇所においては業界トップであるよう、日夜様々な工夫が行われています。

 

皆さんも自社の企業理念を再確認して、ここだけは他社に負けない!という一貫性を大事にしながら、仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

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おわりに

ということで、今回はビジョナリーカンパニーに関する本について紹介させて頂きました。

他にも、具体的な仕事内容や、オブジェクト思考の考え方などについて紹介されていますので、気になる方は是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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