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【簿記3級】借入金が発生した場合の仕訳とは?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は簿記投稿日ですので、引き続き簿記3級取得へ向けた学習内容について紹介していきます。

 

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はじめに

前回の投稿で、家賃を支払った場合の仕訳についてお伝えしましたので、今回は借入金が発生した場合の仕訳について解説していきます。

 

家賃を支払った場合の仕訳についてはこちら!

www.hitobashiratoushi.com

 

事業を進めていく上では銀行からの借入金が頻繁に発生しますので、借入金の処理は非常に重要です。

 

特に利息の考えはややこしいので、その辺りに注意しつつ仕訳方法を覚えていきましょう!

 

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借入金が発生した場合の仕訳とは?

それでは早速、借入金が発生した場合の仕訳から解説していきます。

 

借入金が発生するのは、例えば銀行からお金を借り入れた場合です。

今回は1/1に借入期間1年、年利率5%、利息を返済時支払いで、1,200,000円借り入れたとして考えていきましょう。

 

まず、お金を借り入れた際の仕訳ですが、利息は返済時支払いのため、この段階で利息を考慮する必要はありません。

したがって仕訳としてはこのようになります。

 

■仕訳例

現金 1,200,000 | 借入金 1,200,000

 

現金が増えて、負債の借入金が増加するだけなので簡単ですね!

 

借入金を決算処理するための未払利息とは?

続いて、借入金を決算処理するための未払利息を見ていきましょう。

 

仮に決算日が3/31だとすると、すでにお金を借り入れてから3ヶ月経過していることになりますよね?

これは言い換えると、3ヶ月分の利息は発生している状態といえます。

 

しかし、今回の借入金は返済時に利息を支払う契約なので、決算時に実際にお金を支払う訳ではありません…

 

こういった時に使用する科目が、未払利息になります!

つまり、本来発生しているが支払期日が来ていない利息を、未払金として計上しておくというわけです。

 

借入金を決算処理する仕訳とは?

では最後に、借入金を決算処理する仕訳を見ていきましょう。

未払利息という科目を使用するとして、実際の金額はいくらになるのでしょうか?

 

これは借入金の金額と年利率から求めることができます。

今回であれば、1,200,000円借り入れて年利率5%なので、1年間で60,000円、1ヶ月で5,000円の利息が発生します。

 

このうち3ヶ月分の利息は今年度に発生しているので、決算仕訳としてはこのようになります。

 

■仕訳例

未払利息 50,000 | 支払利息 50,000

 

これで決算仕訳も完成です!

 

地代が発生した場合の仕訳とは?

次回は地代が発生した場合の仕訳について解説していきます。

 

借入金と同様、決算仕訳にクセがありますので、その辺りを意識しながらマスターしていってください!

 

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おわりに

ということで、今回は借入金が発生した場合について、お伝えさせていただきました。

簿記取得を目指している方は参考にしてみてください(´∀`)

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

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