【簿記3級】有価証券と手形の仕訳に違いはあるのか?
どうもー、S.Y N(シン)です。
本日は簿記投稿日ですので、引き続き簿記3級取得へ向けた学習内
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はじめに
前回の投稿で、
※良ければ前回記事も参考にしてみてください。
有価証券は手形と性質が似ているため混合しがちです。しかし仕訳はハッキリ異なるので、違いをちゃんと把握しておきましょう!
有価証券を購入した場合の仕訳とは?
では早速、有価証券を購入した場合の仕訳から見ていきます。
前回の復習ですが、有価証券は価値のある証券を指し、
こういった有価証券を購入した場合は、
有価証券 10,000 | 現金 10,000
このように単純な仕訳でOKです!
1つだけ注意点を伝えておくと、
したがって9,900円の有価証券を100円の手数料と合わせて
有価証券を売却した場合の注意点とは?
ここからが手形と違ってややこしいポイントですが、
※株価が毎日変動しているのと同じです。
これは手形には無い特徴で、有価証券売却の際は、
といっても途中経過はどうでもよくて、
では、価値が上がった場合の仕訳から見ていきましょう。
有価証券の価値が上がって売却した場合の仕訳とは?
有価証券の価値が上がっている状態で売却すると、
資産の増加なので、
現金 11,000 | 有価証券 10,000
| 有価証券売却益 1,000
これで、先ほどの有価証券を1,000円高く売却して、現金が1
有価証券の価値が下がって売却した場合の仕訳とは?
ここまでくれば後は簡単。先ほどと逆の仕訳を考えるだけです。
つまり、借方に有価証券売却損という科目を使用して処理します。
現金 9,000 | 有価証券 10,000
有価証券売却損 1,000 |
ポイントは、最初に購入した有価証券の仕訳金額は変わらない、という点です。
それを覚えておけば、後は現金が増えたか減ったかを考えて、
有価証券で配当金を得た場合の仕訳とは?
有価証券を持っていると配当金を貰うこともできます。
次回は配当金の仕訳について解説しますので、
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おわりに
ということで、今回は有価証券を購入・
簿記取得を目指している方は参考にしてみてください(´∀`)
最後までお付き合いありがとうございましたー!