【簿記3級】小口現金を使用した場合の仕訳は、いつ記帳するのか？

どうもー、S.Y N（シン）です。

本日は簿記投稿日ですので、引き続き簿記3級取得へ向けた学習内容について紹介していきます。

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はじめに

前回の投稿で、小口現金とは何か？についてお伝えしましたので、今回は小口現金を使用した場合の仕訳を記帳するタイミングについてです。

※良ければ前回記事も参考にしてみてください。

www.hitobashiratoushi.com

小口現金を使用した場合の仕訳を記帳するタイミングとは？

前回のおさらいですが、各部署が小口現金を使用した段階では、仕訳は発生しないんでしたよね？

では各部署が消耗品費や交通費を支払った場合、どのタイミングで記帳するのか？

ここで注目したいのが帳簿はあくまで、会計課や経理課が管理しているという点です。

つまりその他の部署が小口現金を使用した段階では、帳簿をつける部署はお金の動きを把握することができません。

そこで、各部署が小口現金を使用した場合、定期的に会計課や経理課に報告することになります。

そして、その報告を受けた段階で帳簿に記帳するというわけです！

小口現金を補給した場合の仕訳とは？

例えば5,000円を現金で補給した場合、小口現金を渡した時と全く同じで、このような仕訳が立ちます。

小口現金 5,000  |  現金  5,000

ちなみに定額資金前渡法の場合、前渡ししておく金額が決まっているため、常に使用した金額を補給する形になります。

「定額資金前渡法で処理する。」のような問題文は試験でも出題されるため、システムを理解しておきましょう。

支払報告と小口現金の補給が同時の場合

常に使用した金額を補給するのであれば、支払報告を受けた時にその金額を補給するのがスムーズですよね？

では、消耗品2,000円を小口現金で購入して、同額を補給した場合の仕訳はどうなるでしょうか？

まず分けて考えると、このような仕訳になります。

■購入の仕訳

消耗品費 2,000  |  小口現金  2,000

■補給の仕訳

小口現金 2,000  |  現金  2,000

ただ、これを同時に行う場合、借方と貸方に全く同じ仕訳がある部分は記帳しません。

したがって、このような仕訳になります。

消耗品費 2,000  | 現金  2,000

同時に仕訳を行うと、帳簿には小口現金が記帳されなくなるという点を押さえておきましょう！

手形とは？

小口現金に関する説明は一通り終わりましたので、次回からは手形について解説していきます。

余裕のある方は、次回の投稿までに手形とはどういうものか調べてみてください！

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おわりに

ということで、今回は小口現金に関する仕訳について、お伝えさせていただきました。

簿記取得を目指している方は参考にしてみてください(´∀｀)

最後までお付き合いありがとうございましたー！