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遺伝子操作?ゲノム編集とはなにか?

どうもー、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

 

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まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:342冊

■短期目標:500冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

■ゲノム編集とは何か

ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃 (講談社現代新書)

ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃 (講談社現代新書)

 

 

本書はDNAの狙った箇所を切断したり改変できる、クリスパーという技術を基に遺伝子の修正について紹介しています

 

非常に難解な内容であり、科学の知識がないと理解できない部分も多かったですが、その分勉強になった点も沢山ありました。

 

今回はそんな本書で紹介されている内容から、特に勉強になった点を3つご紹介していきます。

 

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【ゲノム編集に関して勉強になった3点】

1.クリスパーと遺伝子組み換えの違い

 

まず最初に紹介するのは、クリスパーと遺伝子組み換えの違いについてです。

 

1970年代から遺伝子組み換えの技術は存在したようですが、当時の遺伝子組み換え技術は、狙った遺伝子を操作出来なかったり、遺伝子操作に非常に時間がかかるなど、とても実用的とは言えない欠点を持っていました。

 

しかし、2012年頃に開発されたクリスパーという技術は、狙った遺伝子を圧倒的に短時間で操作でき、また非常にシンプルな技術だと言います。

 

この技術の発見により、近年遺伝子工学の分野が活気だっているようですね。

 

 

2.クリスパーで何ができるのか?

 

具体的にクリスパーで、できることの一つとして品種改良が挙げられます。

 

これは魚の筋肉の成長を抑制する遺伝子を操作することで、肉量が1.5倍の魚を作ったり、腐りにくいトマトを作成する技術で、今後世界的に人口が増えていった時に、食糧難を防ぐために注目されているようです。

 

また、それ以上に期待されているのが、医療分野での活躍です!

 

ハンチントン病など、これまで難病として見られていた病気も、病気の原因となる遺伝子が特定されていれば、遺伝子操作によって病気を完治できる可能性もあるといいます。

 

難病で苦しんでいる方々のためにも、早く技術が進歩してくれるといいですね。

 

 

3.倫理的な問題とは?

 

最後にご紹介するのは、倫理的な問題についてです。

 

病気治療の技術として遺伝子操作を使用するのは、受け入れられる人も多いかもしれません。

 

しかし、病気にかかり辛いような肉体を手に入れるために、遺伝子操作を使用するのはどうでしょうか?

 

恐らく、「それはやり過ぎでは?」と思う方も多いと思います。

 

実際、遺伝子工学の研究が進めば、肉体を丈夫にしたり、知能を高くしたり、またそういった子供にすることもできる可能性はあるようです。

 

親であれば、子供は健康に産まれてきてほしいと思うのは当然ですが、ではそのためにどこまでの遺伝子操作は許されるのか?

 

これは倫理的にも非常に難しい問題だと感じました。

近いうちに遺伝子操作が実用的なレベルになる可能性もあるので、他人事ではなく各個人がこの問題について考えていく必要がありそうですね。

 

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ということで、今週は遺伝子工学に関する本について紹介させて頂きました。

より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

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