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【書評】世界一訪れたい日本のつくりかたとは?観光業のこれからについて

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

 

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まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:454冊

■短期目標:500冊

 

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

世界一訪れたい日本のつくりかた

世界一訪れたい日本のつくりかた

世界一訪れたい日本のつくりかた

 

 

本書は、観光業に焦点を当てて、これから海外旅行客を増やしていくために、どうすれば良いかを解説した一冊になります。

 

ここ数年で、海外旅行客がかなり増えて、インバウンドというフレーズもよく耳にすることになりました。

 

日本は少子高齢化が深刻な問題なので、海外旅行客が増えて、経済が活性化するのは喜ばしいことであり、このまま更にインバウンドを増やしていきたいところです。

 

しかしながら、筆者は、このままだとこれ以上インバウンドを増やしていくのは難しいのではないか。と指摘します。

 

なぜこのままではインバウンドを増やすのが難しいのか?どこを改善する必要があるのか?

 

今回は、そんな本書で紹介されている内容から、特に印象に残った観光業の改善点について、3つ紹介していきましょう。

 

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1.海外旅行客の偏り

最初にご紹介するのは、海外旅行客の偏りについてです。

 

これはイメージの通りだと思いますが、2019年までの海外旅行客は、中国か韓国のアジア系の方々がほとんどを占めています。

 

もちろん、中国や韓国から海外旅行客が来るのは、別に悪いことではなく、また距離が近いため割合が多くなるのも、ある意味当然です。

 

しかし、アジアの海外旅行客に比べて、ヨーロッパからの海外旅行客が、極端に少ないのは大きな問題だと、筆者は指摘します。

 

事実、同じくアジアの国であるタイを訪問したドイツ人は、2016年の年間で84万人なのに対し、日本を訪れたのは18万人しかいないそうです。

 

遠方からの海外旅行客の方が、より長期滞在してお金を使用してくれる傾向にあるので、今後はドイツ語パンフレットなどの整備も進めて、ヨーロッパの海外旅行客を呼び込んでいく必要があるでしょう。

 

2.文化財の入館料・拝観料

続いてご紹介するのは、文化財の入館料・拝観料についてです。

 

実は、日本文化財の入館料・拝観料は、他国と比べると圧倒的に安く設定されています。

安いのは良いことでは?と感じる方もいるかもしれませんご、この安い理由というのが問題です。

 

日本では重要文化財の管理や修繕は国が行ってくれる。という考えがあり、営利目的で入館料・拝観料を貰うという考えは、あまりありません。

 

一方海外では、入館料・拝観料を貰う代わりに、しっかりと管理・修繕を行い、パンフレットやナビゲーションを充実させて、イベントなども行うのが一般的だと言います。

 

実際、入館料・拝観料の金額が上がった場合、当然サービスレベルの向上が求められるので、より一層観光地としての魅力も向上していくというわけです。

 

日本は少子高齢化の煽りで財政難であることは否めませんので、文化財の魅力を向上させて、海外旅行客の心を掴めるかが、今後の課題と言えますね。

 

3.5つ星ホテル

最後にご紹介するのは、5つ星ホテルについてです。

 

これは割と有名な話ですが、日本は海外に比べて極端に5つ星ホテルの数が少ない。という問題があります。

 

事実、日本は28件の5つ星ホテルしか無いのに対して、アメリカは755件、タイでも110件と、大きく他国に離されています。

 

5つ星ホテルが足りなければ、裕福な海外旅行客でも、グレードの低いホテルに泊まらざるを得なくなり、大きな機会損失であることは、疑う余地もありません。

 

今後改善していくためには、高級なホテルを各地で建設するのと、洗練されたホテルスタッフを育成するのが、急務と言えますね。

 

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おわりに

ということで、今回は観光業に関する本について紹介させて頂きました。

 

他にも、自然を活かした観光業などについて紹介されていますので、気になる方は是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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