S.Y N(シン)の人柱投資

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【書評】企業の寿命は本当に30年で終わってしまうのか!?

どうもー、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:383冊

■短期目標:500冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

 

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面白くて仕事に役立つ数学

面白くて仕事に役立つ数学

面白くて仕事に役立つ数学

 

 

本書は、60歳を越えている著者が、数字が関わる事例について持論を述べている本です。

 

政治家や大企業、コンサルタントなど様々なものを批判しており、数字の話をしたいのか他者を批判したいのか分からなくなる箇所もありますが、数字や統計の考え方については学ぶべき点も多いので、数学が好きな方にはオススメの一冊です。

 

今回はそんな本書で紹介されている中でも、特に勉強になった点を3つ紹介していきます。

 

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1.GDP

最初にご紹介するのは、GDPの見かたについてです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、GDPとは国内総生産のことを指し、その名の通り国内の生産量を表す指標になります。

 

一般的にはGDPが増えると経済が良くなると言われますが、著者はそうとも限らないと指摘します。

 

GDPというのは、あくまで生産量を指すので、大量にモノを生産した上、在庫を抱えて大赤字になったとしても、GDPの数値が上がっていくんですね…

 

つまり、GDPが上がっても、必ずしも会社が利益をあげているとは言えないわけです。

 

GDPが役に立たない指標という訳ではないですが、物事を考える時は様々な指標から考える必要があると感じた内容でした。

 

2.企業の寿命

続いて紹介するのは、企業の寿命は30年という考えになります。

 

これは、売上高と総資産が上位100位以内の会社は30年以内に入れ替わる、というデータに基づいた考えです。

 

しかし、この考えについても「上位100社のデータが全ての企業に当てはまるような言い方は良くない。」と、本書で指摘されています。

 

実際、創業100年以上経過している企業も2万7千社以上存在すようですし、一部の事例が全体に当てはまるような物言いには、注意する必要がありますね!

 

3.相乗平均

最後にご紹介するのは、相乗平均になります。

相乗平均とはn個の数値を掛け合わせて、n乗根を計算する方法す。

 

…と言っても、これだけではピンときづらいので、例を用いて説明していきます。

 

例:1,500と4,500の相乗平均を計算する。

1,500 × 4,500 = 6,750,000

√6,750,000 = 2,598

 

と、このようになります。

これは1,500円と4,500円の商品から、間の値段でお手頃価格をつけたい時にも活用できるので、覚えておくと良いですよ!

 

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おわりに

ということで、今週は数字と仕事に関する本について紹介させて頂きました。

 

他にも、数値から見る男女の相性など、様々な内容が解説されています。

より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

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