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【書評】経済学を分かりやすく!落ちこぼれでも分かるミクロ経済学の本とは?

どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。

 

本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。

まずは現在の読書数についてアップデートです。

 

■現在の読書数:429冊

■短期目標:500冊

 

それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。

 

 

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ミクロ経済学の本

落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本―初心者のための入門書の入門

落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本―初心者のための入門書の入門

 

 

本書は、ややこしい用語がたくさん出てくる経済学を、例えなどを用いて非常に分かりやすく解説した一冊となります。

 

大学生に1番読まれた本としても有名で、様々な難しい用語が日常生活の分かりやすい例えによって、スルスルと頭に入ってきます。

 

今回は、そんな本書で紹介されている内容から、例え話で分かりやすく解説されていた点を、1つご紹介していきましょう。

 

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1.ギッフェン財

ギッフェン財とは「価格が下がると消費量も下がる財」を指します。

 

普通に考えると、価格が低い方が使いやすく、価格が高いほうが勿体なくて使用量が減るため、そんな財産は存在するのかな?と疑問に思うところです。

 

そこで、本書ではギッフェン財を分かりやすくこのように例えています。

 

例え話

貧乏でラーメン大好きなA君が、200円のカップ麺を週6回、週末に1回だけ700円のラーメンをお店で食べていたとします。

 

すると、A君が1週間でかかる食費は1,900円となります。

 

ではここで、カップ麺が100円に値下がりしたとしましょう。

 

A君が1週間でかかる食費は1,300円に下がるところですが、そうなるともう一度お店でラーメンを食べても大丈夫なのではないか?という考えが出てきます。

 

つまり、200円のカップ麺を週5回、週末に2回700円のラーメンをお店で食べれば、食費は1,900円のままになるというわけです。

 

この時、カップ麺は値下げしたのに消費量が減ってしまいました。

このカップ麺こそがギッフェン財ということになります。

 

何故ギッフェン財というのか?

因みにギッフェン財の由来ですが、こういった財があることを発見したのが「ギッフェン」だったため、この名称がついています。

 

ギッフェン財の存在を知っていれば、値下げをすれば単純に需要が増えると考えなくなるので、商品の値段設定時に役立ちます。

 

みなさんも商品の値段設定や値下げを検討する際は、どこまでが利益の出る許容範囲か考えるのはもちろんですが、一定以上値段を下げると需要が減る商品でないかも考えるようにしてみてください!

 

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おわりに

ということで、今週は経済学に関する本について紹介させて頂きました。

 

この他にも、パレート最適やジニ係数などについて解説されていますので、より詳しい内容が知りたい方は、是非本書を読んでみてください(´∀`)

 

最後までお付き合いありがとうございましたー!

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